
聞こえないぶんは、仕組みで補う。
このブログは、両耳難聴の会社員が、AIと自動化で仕事をやりくりしている記録です。
はじめまして、とおるです
両耳が聞こえにくい「難聴」です。
会議で聞き逃す。電話が取れない。雑談の輪に入れない。そんな場面は毎日あります。それでも仕事は進めないといけません。だから私は、耳でがんばるのをやめました。かわりに、聞こえなくても回る「仕組み」を作ることにしました。
東京に住んでいて、会社では障害者雇用の枠で働いています。会社では、身のまわりの面倒な作業を自動で終わらせる工夫を続けています。そのほかに、副業でせどりもしています。
このブログは、その仕組みを一つずつ書き出した記録です。
こんな人に読んでほしい
- 難聴や聴覚障害があって、仕事がやりづらいと感じている人
- 会議・電話・面接など、「聞こえない場面」の切り抜け方をさがしている人
- AIや自動化で、面倒な作業を減らしたい人
専門知識がなくても読めるように書いています。むずかしい言葉が出てきたら、その場で言いかえます。
はじめての方には、この3本から
仕事がしんどいと感じている人へ
難聴で仕事がつらいときに、私がやっていること
就職や転職が不安な人へ
聴覚障害の就職は不利だけじゃない|障害者雇用で転職した私が制度と実体験を解説
自動化のやり方から読みたい人へ
難聴の私が毎日使うAI自動化レシピ4選
私の聞こえ方と、いま使っているもの
- 補聴器:ワイデックスの EVOKE を使っています
- iPhone:音をBluetoothで補聴器へ直接とばしています(中継の機械は使っていません)
- 会議:Teamsの字幕を見ながら聞いています。字幕で拾えるのは、私の体感で8割くらいです
耳だけでも、目だけでも足りません。両方を同時に使って、やっと会話についていけます。
この「二重にする」考え方が、私の仕事のやり方のもとになっています。
くわしくは 難聴で会議が聞こえない私が、会議の前と後にやっていること に書きました。
ごみ収集から、AIにたどり着くまで
19歳のとき、最初の職場で Excel VBA に出会いました。Excelの作業を、自動で動かすためのかんたんなプログラムです。
そのあとの仕事は、きれいな一本道ではありません。ごみ収集、引越し作業、朝のマクドナルド。人材派遣、イベント会社、レンタル業。大きな損失を出したこともありますし、収入が大きく下がったこともあります。
でも、その途中でデータベースに出会い、Python に進み、いまのAIにつながりました。回り道は、あとから線になりました。
くわしくは 難聴エンジニアの回り道は、無駄じゃなかった に書いています。
このブログで書いていること
3つのテーマがあります。
- つくる — AI・Python・GASで、面倒な作業を自動で終わらせる方法
- 聴こえないこと — 難聴のまま働くための、会議・電話・面接の工夫
- 自由になる — 会社だけに頼らない生き方へ、少しずつ進んでいく話
書いているのは、全部「私が実際にやったこと」だけです。うまくいかなかったこと、途中でやめたことも、そのまま書きます。やってみた人にしか分からないことが、いちばん役に立つと思っているからです。
副業のこと
会社の仕事のほかに、副業でせどりをしています。お店で商品を仕入れて、ネットで売る仕事です。
やっていることは、会社と同じです。売上や在庫の数字は自分で作った仕組みが毎朝集めてくれるので、私は決めるところだけをやります。電話や口頭のやりとりが少なくて済むのも、私には合っています。
場所が変わっても、使っている考え方は一つです。
家族のこと
妻と、中学生の娘との3人家族です。
家計の管理は妻といっしょにやっています。数字は自動で集まるようにして、話し合うときには表がもうできている、という形にしました。
娘の学習スペースが必要になったとき、私は自分の机をたたみました。いまは机を常設していません。それでも仕事は回っています。デスク環境をぜんぶ公開した記事に、そのときの話を書きました。
連絡先
- X(旧Twitter):@deaftoru
- ご感想・ご質問:お問い合わせフォーム
このブログに書いているのは、私ひとりの体験です。聞こえ方は人によって違います。医療や制度のことは、必ず専門の窓口でご確認ください。
